今年も常磐会学園大学さんで、公開講座をやらせていただきます。予備知識ゼロの方にもわかる、楽しい講座を目指しています。興味あるかたは、お気軽に以下のページからお申し込みください。
著者の皆様から、御恵投いただきました。ありがとうございました。興味あるテーマばかりなので、しっかり勉強させていただきます。
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内容紹介
市場経済の急速な展開、とりわけコロナ禍を契機に習近平政権下の労働社会はどう変化したか。農民工=非正規労働者や職業教育、労使関係の実態などを通して解き明かす。
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目次
序章 ポストコロナ時代における中国の労使関係………………石井知章
第1章 中国プラットフォーム雇用における不完全なる労使関係………………常 凱
第2章 中国の工会 ………………王 侃
第3章 中国の生産拠点における従業員参加メカニズム……… ………劉 剣
第4章 福祉国家中国と商品化サイクルにおける出稼ぎ労働 ………………ジェーク・リン
第5章 デジタル時代の新しい働き方に関する証言と課題 ………………澤田ゆかり
第6章 中国における非正規労働者の就業状況と課題………………梶谷 懐
第7章 中国における技能労働者不足と職業教育不振のジレンマ………稲垣 豊・山口真実
第8章 労働をめぐる社会意識の変化と習近平政権………………及川淳子
第9章 中国の女性たちによる性暴力と構造的な差別への反発 ………………阿古智子
中国の先生から御恵投いただきました。学術雑誌『海潮音』です。興味深い内容ばかり。これからじっくり読むのが楽しみです。
『岩波仏教辞典』第三版の近現代の中国関連の項目に執筆させていただきました。いつもの論文や読み物とは違って、すごく勉強になりました。新しいチャレンジ、楽しかったです。
昨年末に入稿した論文が、ようやく活字になりました。修正途中で、神田恵雲さんのご遺族から資料を提供していただけるなど、幸運な出会いもありました。興味ある方は、ぜひ手にとってご覧ください。
あとは、これまでのもろもろをまとめるだけか……。がんばらないと!
8月9-11日は、香港で行われたEngaged Buddhism for an Engulfed World:
New Perspectives on Humanistic Buddhismに参加してきました。
今までに慣れていた中国本土の学会とは違い、香港では欧米系の先生方が多数参加して英語メイン+中国語(普通語)の世界。最初はだいぶ戸惑いましたが、貴重な経験ができました。