坂井田夕起子の仕事部屋

仕事状況を報告するブログです。

『海潮音』2023年第1期

中国の先生から御恵投いただきました。学術雑誌『海潮音』です。興味深い内容ばかり。これからじっくり読むのが楽しみです。

『岩波仏教辞典』第三版 発売!

アマゾンのURLはこちら https://amzn.to/4186i4Z 『岩波仏教辞典』第三版の近現代の中国関連の項目に執筆させていただきました。いつもの論文や読み物とは違って、すごく勉強になりました。新しいチャレンジ、楽しかったです。 執筆者一覧。すごい。

論文「抗日戦争と中国人僧侶――日本軍占領地における大醒の「非協力」」

昨年末に入稿した論文が、ようやく活字になりました。修正途中で、神田恵雲さんのご遺族から資料を提供していただけるなど、幸運な出会いもありました。興味ある方は、ぜひ手にとってご覧ください。 あとは、これまでのもろもろをまとめるだけか……。がんばら…

Engaged Buddhism for an Engulfed World: New Perspectives on Humanistic Buddhismに参加しました。

8月9-11日は、香港で行われたEngaged Buddhism for an Engulfed World:New Perspectives on Humanistic Buddhismに参加してきました。 今までに慣れていた中国本土の学会とは違い、香港では欧米系の先生方が多数参加して英語メイン+中国語(普通語)の…

常磐会学園大学 公開講座「玄奘三蔵はなぜ日本にやってきたのか?」

5月22日(月)、29日(月)の午後1時から、常磐会学園大学で公開講座「玄奘三蔵はなぜ日本にやってきたのか?」をやらせていただきます。 2回にわけて、『誰も知らない『西遊記』―玄奘三蔵の遺骨をめぐる東アジア戦後史』の内容をざっくりとご紹介。…

岸和田市仏教会で講演させていただきました。

今月8日、岸和田市仏教会さんにお声をかけていただき、玄奘三蔵の遺骨がなぜ岸和田にやってきたのかについて、お話させていただきました。 岸和田といえば、元岸和田藩士の父を持つ、戦中の文相岡部長景の出身地。コロナ前にも岸和田市立図書館さんにお招き…

岐阜県日中友好協会でお話させていただきました。

今年は中国との国交正常化50周年ということで、各地&オンラインでいろんな催しが開催されていますが、なんと岐阜県日中友好協会からお招きいただきました。 第二次世界大戦後、日本と中国は長い間国交がなかったのですが、代わりに「民間」交流が積極的に…

コラム:花岡町と鉱山と「花岡事件」をめぐる人々

ちょうど2年ほど前にお話をいただいた原稿が活字になりました。編集会議では、初めて東京の岩波書店に入ったので、ものすごくドキドキしたのを覚えています。 ご一緒させていただいたのは、社会学者の先生たちがメインで、そういう意味でも貴重な経験でした…

北京大学主催の国際シンポジウムで報告しました。

中国でのオンラインシンポジウムなので、てっきりテンセントミーティングかと思いましたが、ZOOMを使って驚きました。最高で270人以上が入り乱れて、チャット欄でも意見交換したり、メール交換したり。失敗も多々ありましたが、楽しかったですし、なによりい…

論文「近代日本仏教と中国人僧侶―太虚の弟子大醒を中心に」

秋に東洋大学のシンポジウムで報告させていただいた論文を、『東アジア仏教学術論集』第10号に掲載していただきました。 内容としては、『近代仏教』第26号掲載の論文をベースに、台湾で見つけた太虚の『東瀛采真録』についての説明部分を中心に加筆修正して…

平良好利ほか編著『戦後沖縄の政治と社会』吉田書店

共著者の櫻澤誠先生より、ご恵投いただきました。早速、勉強させていただきます。ありがとうございました。

林初梅ほか編『二つの時代を生きた台湾』三元社

著者のお一人、岡野さんからご恵投いただきました。力作ありがとうございました。

『集体化時代的中国』東洋文庫

京都大学人文科学研究所と華東師範大学の共同プロジェクトに参加させていただいていたときのものが活字になりました。とはいえ、私はすでに首都師範大学が中心になっていた『近現代国際関係史研究』(世界知識出版社)の方に論文を掲載させていただいたので…

小野寺史郎『戦後日本の中国観 アジアと近代をめぐる葛藤』中公選書

著者の小野寺さんより、御恵投いただきました。 戦前から、現在現役で活躍されている先生方までを視野に入れた、中国研究の系譜をまとめられている、とても役に立つ1冊です。

アメリカ宗教学会(AAR)で報告します。

心強い友達に誘ってもらったので、初の英語圏の学会に参加します。 ドキドキ以外ありませんが、中国語圏の学会に参加するときも、最初は右往左往でしたので、慣れるには経験が必要です。まずは、チャレンジ。失敗も、きっといい経験になるはずです。プログラ…

『戦後日本の宗教者平和運動』大谷栄一編、発売です!

始めて大きな科研に参加させていただいた成果がまとまりました。編集の大谷先生、そして、ベテランの山本浄邦先生、一色哲先生、新鋭の塚田穂高さん、近藤俊太郎さん、永岡崇さん、川口葉子さん、戸田教敞さんたちに囲まれて、とても楽しく勉強させていただ…

国際シンポジウム「近代化は仏教をどう変えたのか」に登壇します。

ご興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。オンラインで参加無料です。

無事、報告終わりました。

日本近代仏教史研究会での報告が終わりました。次は、月末にシンポジウムがあります。 いろんなことにチャレンジできるのは、本当にうれしいので、がんばります。 詳しいお知らせは、またポスターができたあたりで掲載します。

週末、日本近代仏教史研究会で報告します。

www.mjbh.jp 2018年以来、久しぶりの報告になります。 楽しみです。 タイトルは「抗日戦争と中国人僧侶─日本軍占領地における大醒の護法について」。 近代中国の僧侶としては、こちらの学会では、ほぼ太虚しか知られていないような状況ですが、太虚のお弟子…

宗教学会での報告が終わりました。

「中山理々の「仏教国有運動」と林銑十郎の日本国教大道社について」の報告が終わり、無事に要旨も提出して、あとは論文にまとめるだけです。がんばります。 今回の報告は、6月に発行された柴田幹夫先生の退官記念論集『佛教、歴史、留学 交流視覚下的近代…

宗教学会の第80回学術大会で報告します。

昨年は、シンポジウムにお声掛けいただきましたが、今年はその報告の続き(?)のような内容を個人で報告させていただきます。 9月8日の9時の15分間。 内容は、仏教タイムスの社長だった中山理々と、彼が多方面に人脈をつくることになった林銑十郎の日…

吉永進一著『神智学と仏教』法蔵館

著者の吉永進一先生より御恵投いただきました。ありがとうございます。 私にどこまで理解できるか? この夏の体力勝負でがんばります!

石川禎浩『中国共産党、その百年』筑摩選書

石川先生より、御恵投いただきました。ありがとうございました。早速、拝読させていただきます。楽しみです。

大阪市立大学のプロジェクトでお話させていただきました。

出版して7年。出版直後の反応はゆるやかでしたが、近年、あちこちから、この本を題材に話をするよう、お声をかけていただけるようになりました。 出版した後に取材が進んだ部分もあるので、できれば増補版を出したいのですが、、、

現代中国学会関西部会での報告「中国の仏教外交と玄奘三蔵の遺骨」

久しぶりにお声をかけていただき、現代中国学会の関西部会シンポジウムで報告させていただきました。オンラインシンポジウムだし、登壇者が4人と盛りだくさんなので、議論の時間が少し少なかったと思うほど、質疑が飛び交って興味深かったです。 普段、なか…

書評が掲載されました

龍谷大学仏教史研究会『佛教史研究』第59号に、書評が掲載されました。 中西直樹・大澤広嗣編著『論集 戦時下「日本仏教」の国際交流』(不二出版、二〇一九年)の書評で、他の雑誌より字数制限がゆるやかだったので、たくさん書かせていただけてうれしかっ…

戦後日本と東アジア仏教世界の交流 ―第二回世界仏教徒会議からみた戦前との連続、断絶について

昨年9月の宗教学会でYou Tube配信されたシンポジウムの論考が公開されました。 『宗教学会』第94巻の別冊(第79回学術大会紀要特集) http://jpars.org/journal/bulletin/wp-content/uploads/2021/01/vol_94-1.pdf 私の報告は9頁からですが、他の先生方の報…

よいお年をお迎えください。

7年前に出した『誰も知らない『西遊記』―玄奘三蔵の遺骨をめぐる東アジア戦後史』(龍渓書舎)のおかげで、今年は日本宗教学会のシンポジウムに登壇させていただきました。新型コロナウイルスのおかげでYou Tube配信でしたが、貴重な経験でした。 報告要旨…

三尾裕子編『台湾における<日本>認識 宗主国位相の発現・転回・再検証』風響社

執筆者の五十嵐真子先生、松金公正先生よりご恵投いただきました。ありがとうございました。

笹川裕史編『現地資料が語る基層社会像 20世紀中葉東アジアの戦争と戦後』汲古書院

執筆者の丸田孝志さん、三品英憲さんからご恵投いただきました。中国の貴重な一次資料を使った実証研究。読み応えあります。