坂井田夕起子の仕事部屋

仕事状況を報告するブログです。

真宗大谷派の厦門開教

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昨年末から今年の春にかけてまとめていた論文が、ようやく掲載となりました。

柴田幹夫編『台湾の日本仏教 布教・交流・近代化』勉誠出版、2018年8月。

従来、厦門についての研究は、厦門事件に集中していましたが、私の論考では厦門事件後を扱った初のものになります。

中国における厦門の位置、そして台湾総督府や台湾籍民との関係など、興味深い素材が多いです。

これまで、主に華中や華北を研究対象としてきましたが、今後は台湾総督府や華南にもじっくりチャレンジしていきたいです。