坂井田夕起子の仕事部屋

仕事状況を報告するブログです。

15年戦争研究会で報告させていただきます

日本近代仏教史研究会での報告が無事終わり、ほっと一息・・・とはいかず、エキサイティングな研究の日々が続きます。うれしい限り。

週末に15年戦争研究会で報告させていただきます。

 

15年戦争研究会 第219回研究会

日時 6月3日(日)14:00~17:00

場所 関西学院大学梅田キャンパス1005号室

 

報告者:坂井田夕起子

テーマ:「支那通」僧侶・藤井草宣と日中戦争

 

 

 

第26回日本近代仏教史研究会研究大会で報告させていただきます

5月26日(土)に大谷大学で開催される、日本近代仏教史研究会研究大会で報告させていただきます。タイトルは

 

「中国人僧侶の見た日本仏教―大醒の日本視察記を素材として」

 

大醒は太虚の高弟で、私が研究をまとめようとしている藤井草宣(静宣)と一番長いつきあいをした中国人僧侶です。彼の書いた『日本仏教視察記』は、当然ながら当時の中国仏教事情を色濃く反映しているのですが、それ以上に日本仏教観光ガイドとしても興味深いです。

 

www.mjbh.jp

『真宗大谷派浄圓寺所蔵藤井静宣関連資料』(目録と解説)

お世話になっている豊橋の浄圓寺さんにある貴重な資料の目録ができあがりました。私は中国語雑誌や新聞の解説+前々住職の藤井静宣さんと中国の関係について論説を書かせていただきました。

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興味ある方はぜひ、あるむさんに注文してみてください!

www.arm-p.co.jp

国際シンポジウム「太虚と近代中国」

北京大学で開催されたシンポジウムに参加してきました。

中国は南京、上海、広州から参加者があり、シンガポールの先生も参加。私は日本チームの一員として末席を汚してきました。

とても刺激的で驚くことばかり。まだまだ勉強が足りないです。

 

重新发现太虚:大师背后的中国与世界_思想市场_澎湃新闻-The Paper

http://www.fjnet.com/fjlw/201804/t20180402_253912.htm?from=groupmessage

 

 

『中国21』vol.48 に掲載されました。

『中国21』の2018年3月号に拙稿が掲載されました。

秋田県の花岡まで取材に行ったり、山のような新聞を読み込んだりした後、何度も何度も書き直した原稿なので、うれしさもひとしおです。

まだまだ不足部分はありますし、あちこちからお叱りを受けそうな内容ではあるのですが、冷戦時期の「民間交流」や、日中友好協会の問題はやはりちゃんと検証しておかなければ、次の世代につながらないと思うので。

 

坂井田夕起子「花岡事件文化大革命 -日中友好協会の運動との関わりを中心に」『中国21』vol.48(2018年3月)。

 

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明日から北京です。

北京大学でのシンポジウムに参加してきます。

数年がかりのプロジェクトになりそうだとのこと。楽しみです。

 

でも、かなり空気が悪く霞んでいるようだし、最高気温25度とか言ってるので、いろいろ不安。夏服持参したほうがいいかもしれないくらい???

 

 

近代史研究会(広島)

久しぶりに広島の研究会で報告させていただきます。

3年ぶりくらい? 伊予柑大福のおいしい季節なのが、とてもとてもうれしいです。

 

 

近代史研究会(広島)

日時:3月24日(土)  午後2時より

 場所 歯学部中会議室

 報告① 鈴木航「戦間期中国浙江省の新聞界にみる訓政的公共性

             ──項士元『浙江新聞史』(1930)を手がかりに―」

 報告② 坂井田夕起子「真宗大谷派厦門開教と台湾」