7年前に出した『誰も知らない『西遊記』―玄奘三蔵の遺骨をめぐる東アジア戦後史』(龍渓書舎)のおかげで、今年は日本宗教学会のシンポジウムに登壇させていただきました。新型コロナウイルスのおかげでYou Tube配信でしたが、貴重な経験でした。
報告要旨は、3月に日本宗教学会のウェブサイトに掲載される予定です。
今年活字になった原稿は以下の通りですが、ほかに既に入稿した書評が1本(3月刊行)、論文集の論文が1本あります。
いろんなことがありましたが、なんとかがんばった1年です。来年がよりよい年でありますように。みなさまもよいお年をお迎えください。
■今年のお仕事一覧
2020年10月
書評・柴田哲雄著『汪兆銘と胡耀邦 民主化を求めた中国指導者の悲劇』『現代中国研究』 第45号(半年後にオンライン公開)
2020年9月
日本宗教学会第79回シンポジウム報告「戦後日本と東アジア仏教世界の交流―第2回世界仏教徒会議からみた戦前との連続、断絶について」(3月オンライン公開)
2020年5月
「第二回「太虚と近代中国」国際学術シンポジウム参加記 」『近代仏教』第27号
「日本にやってきた中国語のイスラム文献『回回原来』と『観音小伝』 『広報いずみ』
2020年3月
「中濃教篤と戦後の日中友好運動―日中仏教交流懇談会を中心に」『現代宗教研究』
「漢学を学ぶ明治の知識人 文明開化は漢学から 」『広報いずみ』